これからWebを強化したい〜工務店・リフォーム会社の方へ〜

「そろそろWebをちゃんとやった方がいい気がする」
「ホームページはあるけど、正直あまり活用できていない」
「お客さんはチラシと紹介だけで来ているけど、この先もこれでいいのか不安」
もし、ひとつでも当てはまるなら、この記事はきっと役に立つと思います。
ある工務店社長の相談
群馬県内で工務店を経営して15年のCさん。
創業以来、チラシと紹介だけで仕事を回してきました。腕には自信があるし、お客様からの評判も悪くない。でも最近、問い合わせが減ってきて「そろそろWebもちゃんとやらないと」と感じ始めていました。
ホームページは10年前に知り合いに作ってもらったきり。施工事例も古いまま。更新の仕方もわからない。
「今のお客さんはネットで比較してから問い合わせする」と聞いて、SEO業者に相談したこともありましたが、月額何万円もかかると聞いて断念。
競合はInstagramで施工事例を発信しているけれど、自分には何を載せればいいのかわからない。結局、何から手をつけていいかわからないまま時間だけが過ぎていました。
工務店・リフォーム会社のWeb活用でよくある誤解
私はこれまで、Web制作とWebマーケティングの両方を学び・実践しながら、地域の事業者のWeb活用を見てきました。その中で感じたのは、多くの方が「間違った順番」でWebを強化しようとしているということです。
よくある誤解が、
- SEOをやれば問い合わせが増える
- Instagramで施工事例を載せれば仕事につながる
- きれいなホームページを作れば選ばれる
という考え方です。
もちろん、どれも間違いではありません。ただし、順番と前提が抜けていることがほとんどです。
Webは「魔法の集客装置」ではなく、あなたの会社の考え方・強み・仕事への姿勢を可視化する道具です。
ここが曖昧なままWebを強化しても、
- 更新が止まる
- 反応がなくてやめてしまう
- 「結局、どんな会社なのかわからない」
という状態になりがちです。
工務店が最初にやるべきWebの整理
Webを強化する前に、まず考えてほしいのはこの3つです。
① 誰に向けたWebなのか
「新築もリフォームも何でもできます」ではなく、”今すでに困っているお客様”は誰かを具体化します。
例えば:
- 築30年の実家をリフォームしたい50代の息子さん
- 子どもが生まれて、マイホームを建てたい30代夫婦
- 古民家を残しながら、快適に暮らしたいシニア世代
ここが定まると、ホームページの言葉も、施工事例の見せ方も自然に決まります。
② 自分たちは何を任せてもらいたいのか
工務店のWebでよくあるのが「何でもできます」状態です。
- 新築もリフォームも対応
- 和風も洋風も得意
- 予算に応じて柔軟に
でも、見る側からすると「結局、どんな家を建ててくれる会社?」になります。
まずは入口をひとつに絞る方が、お客様に選ばれやすくなります。
例:「自然素材の家専門」「築古リノベーション専門」「狭小地の家づくりが得意」
③ Webは”営業マン”ではなく”説明役”
Webを強化しようとすると、つい「問い合わせを増やさなきゃ」と考えがちです。
でも、工務店のWebに必要なのは営業ではなく、説明です。
- どんな考えで家づくりをしているのか
- どんなお客様と相性がいいのか
- どんな依頼は断っているのか(無理な工期、予算など)
これが伝わると、問い合わせの質が一気に変わります。
「とりあえず見積もり」ではなく、「この会社にお願いしたい」という問い合わせが増えるのです。
ホームページやブログは「信頼の貯金」
今すぐ成果が出なくても、きちんと整理されたWebは信頼の貯金になります。
- 紹介されたときに「ちゃんとした会社だ」と思ってもらえる
- 比較されたときに「この会社が一番丁寧そう」と選ばれる
- 「施工実績がしっかりしている」と安心してもらえる
特に地域で長く続けていく工務店にとって、Webは静かに効き続ける資産です。
これからWebを強化する工務店の社長様へ
もし今、
- 何から手をつけていいかわからない
- 今のサイトが正解か不安
- Webを使って、ちゃんと問い合わせにつなげたい
そう感じているなら、「作る」「増やす」前に「整える」ことをおすすめします。
Webは、焦って強化するものではありません。順番を間違えなければ、ちゃんとあなたの味方になってくれます。
※このブログでは、Web制作からWebマーケティングまでを「地域の事業者目線」で少しずつ解説していきます。
群馬でWeb活用を考えている工務店・リフォーム会社の「考えるヒント」になれば嬉しいです。
